この度、立命館高等教育研究24 号に、立命館大学におけるAI教材「atama+」を活用した総合型選抜入試(AO選抜)に関する論文が発表されたことをお知らせします。
ぜひご覧ください。
https://ritsumei.repo.nii.ac.jp/records/2000856
「AIを活用した新しい総合型選抜のあり方」 (立命館大学 新井昌明ら)
本論文は、2023年度より立命館大学で導入された「atama+を活用した総合型選抜」についての研究です。本選抜では、多様化する高校生の学びに対応し、履修主義ではなく修得主義に基づいて現在の基礎学力を担保する評価を行うことを目的に、出願要件に学部指定の各単元についてatama+での学習歴・習得認定の合格が含まれています。
初年度の結果からは、多様な学習歴を持った志願者が集まったこと、高い学習意欲を持って、学部が指定した単元を修得していることが確認できました。このことから、EdTechを活用することで、過去の履修歴や高校での成績に関係なく、広く平等にチャレンジできる入試を実現できたと言えます。
さらに、本論文では、選抜方法の設計・導入プロセスや入学前教育の結果についても詳述されています。
atama+ 高大接続プログラム
全国の大学を対象に、大学入学後の学びに必要な基礎単元を「履修」ではなく「修得」するための「atama+ 高大接続プログラム」を提供しています。本プログラムでは、総合型選抜の入試利用や入学前教育、初年次教育にAI教材「atama+」を利用いただくことで、各大学のアドミッション・ポリシーに合った学生の募集から入学、入学後の基礎学力担保までを支援いたします。
https://offers.atama.plus/for_universities/introduction